「シャネル・スタイル」渡辺みどり

シャネル・スタイル (文春文庫)

シャネル・スタイル (文春文庫)

通勤電車での読書用…には、さらりとしていて良いかと思ったのですが、いまいち満足できず…。前半でシャネルの功績と人生をまとめ、後半にはシャネル語録があるのだが、特に語録は、いつ、どんな文脈で言われたものかが示されていないので、解釈しづらい! また、著者自身の人生におけるエピソードも時に絡めて書いてあるのだが、それは全くなしにするか、あるいはもっと自分に引き寄せて書くか、いずれかでないと気が散ると思った。資料なのか、自分語りなのか白黒はっきり付けたいのです。