下北沢で劇を観た。

　小劇場系の演劇は良いよー、観に行く？　というありがたいお誘いに、「行きますともっ！」と即答して連れて行って頂きました。下北沢は本多劇場、数ある小劇場の中でも「総本山」であるとか。おお、さすが総本山。劇場前にはキャンセル待ちのお客さんの行列が。劇団は拙者ムニエル、演目は「グッド・アイデアマンズ・ユニーク・アドベンチャー」です。
　劇といえば、いくつかのミュージカル以外は学芸会で観たのみ、という状態だったのだけど、面白かったー。お話は、感覚的な兄と理論的な弟の繰り広げるドタバタコメディ……なのかしら……？　とてもひと言では説明出来ず。時事ニュース（えぇ、早稲田スーフリの件も出ました）をふんだんに盛り込んだナンセンス系の小ネタの連続、膨らみまくり分岐しまくりの各エピソード。こ、これをどう収束させるの？　と思うくらいなのだけど、ラストは見事な大団円。脚本と演出が凝りに凝っていて、驚きの連続でもありました。ライブならではの役者さんたちの掛け合いも魅力たっぷりで、堪能。作り手さんの頭の柔らかさ（良さ）と、瞬発力を存分に味わえたのです。また是非行きたいなぁ。すっきり〜の爽快感と共に劇場を後にしたのでした。
　拙者ムニエルHP：http://www.sessya.com/