ムツゴロウとゆかいな仲間達

 小学生以来のムツゴロウさんファンとしては見逃せない久しぶりの特番。もちろんビデオ録画も完璧に臨む。右手の中指第二関節から先のないムツゴロウさんは、変わることなく愛情深く動物たちに接している。万年筆握れるのかなぁと気になった。というのも、私はテレビでのムツゴロウさんも好きだが、同じくらいに文章のファン。右手の怪我なので執筆に影響しないのかしら、いやパソコンなら大丈夫か、そもそもムツゴロウさんはパソコンを使うのだろうか、等等とりとめのない思いが頭を巡る。
 ムツゴロウさんは、そろそろお仕事のまとめをしても良い時期じゃないかと僭越ながら思ったりするのだけど、何か本は出ないのだろうか。あ、時期が云々というより、ただ1ファンとして新しい本が読みたいのです。
 これまでの本の中では無人島でヒグマと暮らした日々の記録「どんべえ物語」がマイ・ベスト。「飼育記録」とはとても呼べない、ムツゴロウさんの激しいくらいの愛情や強い探究心が凝縮された一冊で小学生の私は涙、涙だった記憶が。